アリタキ植物図鑑 3.フッキソウ [植物園]
フッキソウ なんと草ではなく、木なのだそうです。手近の野草図鑑を開くと、載っていますが「常緑亜低木」と記載されていました。
3月末頃 他の春の花々に先駆けて開花します。地味な花ですが、街中でもカバープランツとしてよく見かけます。
開花前 雄花のつぼみがたくさん付いています。基部に雌花がいくつかあり、花柱が2つに開いてきています。
雄花にも雌花にも花弁はありません。一つの雄花は4つの雄しべを持ち、それがたくさん集まると花らしくなります。
同じツゲ科のサルココッカと作りが似ています。
雄しべは役目を果たすと、散っていき、下部の雌花だけが残ります。花柱が随分と長く反り返りました。
因みに、花が散った後のサルココッカはこんなふうです(4月)。
6月頃 雌花が果実へと成長していきます。
早くも翌年の花芽も作り出します。
1月 真っ白な果実になりました。
サルココッカと色は違いますが、似ています。
2017-03-23 06:04
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